キタ。
シーーーーーンと静まり、、、、
肇さんの『起きれ!起きれ!!』の声で皆んな軽い眠りの中からいっきに現実へ。
『竿が無くなったど!』
デカイ目覚まし時計のような音でタマンセンサーが鳴っていました。
寝ぼけながらもカメラのスイッチを入れた。
あのゴツイ竿がまっっっっっすぐになっているのが見えたヽ( ̄д ̄;)ノ
急いで照明を付けると、もうすでにやっくんと怪物のファイトが始まっていました。
ついに、大物がキタ!
前回同様、巨大なエイかと思ったけど
肇さんいわく、これはエイじゃないと。
じゃ一体この正体はなんなんだろう(*_*)
最初のうちは『寝起きでコレかぁ〜w』なんて言っていたのも束の間、
これだけやっくんがヒーヒーフーフー言ってるのは初めて見た👀💦
肇さんも『焦らんでいいよ』と安心させてくれる。
とにかくこの瞬間を映像に収めることと、応援する事しか出来なかった。
やっくんの頑張りを裏切るかのように怪物が走り出す。せっかく巻いたラインも一気に戻されてしまった。
それでもひと巻き、、もうひと巻き。
そしてまた怪物が走り出す。
これの繰り返しでした。
この時は、まさかあんなのが釣れるとは誰も思っておらず本命のGTだ!と思っていました。
『絶対、釣る、、絶対、釣る。』
と自分に言い聞かせるかのようにやっくんは言っていました。
もう、そろそろ魚影が見えてもいいんじゃないか?
しかしなかなかその姿を見せてくれない。
弱ってきたのかと思えば、また暴れ出す。
人間も真剣だけど、魚も同じく真剣に自分の命を守ろうとしている。。。
『竿を立てて!浮かしたらすぐ巻く!!』
いつもならヒットの最中、上達するからと自分たちだけでやらせてくれて、見守っていてくれる肇さんもいつになく真剣でした。それだけ魚も大物なんだと確信できた。
ただ、格闘する時間が長ければ長いほど
やっくんの腕の力も弱まり体力も奪われる。
やっとの事で寄せてきた魚も手前に来て潜ってしまった…
その瞬間、茶色っぽいデカイのが見えた。ゴツい岩みたいなヤツでした。
でもあの時は潜られて良かったと思う!
一旦、竿をピトンへ戻し少しの間でもやっくんの体力温存ができ、そしてデカ過ぎる魚体はテトラの隙間に入りきらずに弱まりかけていた。
無理に引っ張ろうとすると、今度は竿が折れてしまう角度でした。この時の肇さんの指示は、パラパラとラインを出して魚を少し泳がせて根からはがす、でした。
とりあえず魚の動きを待つだけでした。
や「デカイの獲らして…」
なかなか出てこない。。。。
しばらくして……巻け巻け巻け!!!
再度、始まった
そしてすぐにその魚体が見えた!!!
その魚がいる一帯だけ、ボッコボコに沸騰してるかのように水面がバシャバシャだった。
ギャフ!ギャフ!ギャフ!!!!!
この大役を任されたのはヒロマッチョ!
みんなこの二日酔い男に賭けたw
ヒロマが暴れ狂う魚の口の中にギャフをかけにいく、肇さんはこれ以上潜られないようにリーダーを掴む←もし外れたりでもしたら、あのゴツい針が肇さんめがけて飛んでくる。恐ろしや。。。
その上でやっくんがひたすら耐えた。
ギャフをかけ、ロープを掴む
やっと、、、、、終わった
さて
………どうやって引き上げる??
こうするしかない。
大人の男3人がかりで少しずつひっぱり、
堤防の上へあげた。
そして、ついに
私の目の前まで魚が来た!!!
本当に嬉しかった!!!!
これまでの石垣遠征、何度も悔しい想いをしてきたからこそ、喜びも倍以上だ。
魚が釣れた事ももちろん感動した、でもそれ以上にやっくんの想いが伝わってきたというか、喜びっていう言葉だけじゃ足りない何かを感じて、自然と涙が出てきた。
そして、あの超タフな肇さんが見せた
釣り上がった瞬間の限界の顔も忘れられない。
ぜひ動画を見返して欲しい😊笑
ヒロマッチョも2日酔いのなかw
ギャフをかける大役素晴らしかったです✨
この場に立ち会えて本当によかった!!!
皆んな、お疲れ様!\(^ω^)/感動
タマカイ
165センチ、83キロ